「コンクリート住宅の防水工事って価格はいくら?」「3階建てRC造の屋上防水はいくらぐらいかかるの?」中古住宅を購入したばかりの方や、コンクリート住宅で防水工事の金額・時期に悩む方へ、実際に都内RC造(通称ラジコン造)3階建ての中古住宅で防水工事140万円を支払った体験談をもとに、価格相場・部位別費用・金額の決まり方をわかりやすく解説します。
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工事の費用相場|場所別まとめ
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防水工事の費用は、工事をする場所・広さ・工法によって大きく変わります。まずは場所別の相場を確認しましょう。屋上(陸屋根)は50万〜120万円・耐用年数10〜15年、ベランダ・バルコニーは10万〜30万円・耐用年数10〜15年、外壁(シーリング)は15万〜50万円・耐用年数7〜10年、雨漏り補修は5万〜30万円(工法による)が目安です。
我が家(RC造3階建て・都内)の実際の費用は、屋上防水関連が78万円、ベランダ防水関連が40万円、下地処理等が22万円で、防水工事合計140万円でした。
3階建てRC造の屋上防水はいくら?費用の目安
3階建てRC造(鉄筋コンクリート造)の屋上防水は、施工面積と高所作業のための足場費用の影響で、2階建てよりも費用がかさみます。一般的な目安として、屋上面積30〜50㎡の3階建てRC造の場合、屋上防水単体で50〜100万円、足場代を含めた合計で80〜130万円が相場です。
| 屋上面積 | 防水工事のみ | 足場代込み |
|---|---|---|
| 20〜30㎡ | 40〜70万円 | 60〜100万円 |
| 30〜50㎡ | 50〜100万円 | 80〜130万円 |
| 50〜80㎡ | 80〜150万円 | 120〜200万円 |
【我が家の体験】都内RC造3階建て中古住宅で築34年時(2016年12月)の内装スケルトンリフォーム後、約9年が経過したタイミングで実施した防水工事は、屋上防水関連が78万円、ベランダ防水関連が40万円、下地処理等が22万円、合計140万円でした。3階建ての場合は屋上に上がる動線確保や安全対策で2階建てよりコストが上振れしやすいため、見積もりの内訳をしっかり確認しましょう。RC造リフォーム全体の流れは 中古RC造コンクリート住宅リフォーム費用相場|木造との違いと注意点 でも詳しく解説しています。
3階建てRC造の屋上防水で押さえたい3つのポイント
- 足場代を共有する:外壁塗装と同時施工で足場代1回分(30〜60万円)を節約できる
- 勾配・排水の確認:3階建ての屋上は雨水が溜まりやすいため、ドレン(排水口)の交換や勾配調整も同時に検討
- 笠木・パラペット部分のシーリング:屋上の縁部分の劣化が雨漏りの主原因になりやすい
コンクリート住宅の防水工事 価格相場【部位別早見表】
コンクリート住宅(RC造)の防水工事の価格は、施工する部位と工法によって大きく異なります。下記の早見表で、自宅にあてはまる部位の価格相場を確認してください。
| 施工部位 | 主な工法 | 価格相場 | 耐用年数 |
|---|---|---|---|
| 屋上(陸屋根) | ウレタン/シート/アスファルト | 50〜120万円 | 10〜15年 |
| ベランダ・バルコニー | FRP/ウレタン | 10〜30万円 | 10〜15年 |
| 外壁シーリング | 打ち替え/増し打ち | 15〜50万円 | 7〜10年 |
| 雨漏り補修 | 部分補修/全面改修 | 5〜30万円 | 状況による |
| 地下室・基礎防水 | 注入/塗膜 | 20〜80万円 | 10〜20年 |
価格には材料費・人件費・足場代・諸経費が含まれることが多いですが、見積もり時は「足場代込みかどうか」を必ず確認しましょう。RC造リフォーム全体の費用感は フルリフォーム費用相場|RC造・コンクリート住宅・木造の実例比較【2026年】 もご参照ください。
コンクリート住宅の防水工事 金額の決まり方|5つの要素
「同じコンクリート住宅なのに、業者によって金額が大きく違う」と感じたことはありませんか?防水工事の金額は、以下の5つの要素で大きく変動します。事前に把握しておくと、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。
1. 施工面積
防水工事の金額は㎡単価で計算されることが多く、屋上ウレタン防水で1㎡あたり4,500〜7,500円、FRP防水で1㎡あたり5,000〜8,000円が目安です。広いほど総額は上がりますが、㎡単価は下がる傾向があります。
2. 防水工法の種類
ウレタン防水(コスパ良)/FRP防水(高強度)/シート防水(広面積向き)/アスファルト防水(最高耐久)と工法が分かれ、選ぶ工法で金額が1.5〜2倍変わることもあります。
3. 既存防水層の劣化度合いと下地補修
防水層の上から重ねる「カバー工法」か、既存層を撤去する「全面改修」かで金額が大きく変わります。コンクリートのひび割れ(クラック)や鉄筋露出がある場合は下地補修費が追加で20〜50万円ほどかかります。
4. 立地と足場の必要性
3階建て以上で屋上にアクセスする場合は足場代が30〜60万円追加されます。狭小地や隣家との距離が近い場合は、足場の特殊組みでさらに費用が上がります。
5. 業者の種別(ハウスメーカー/工務店/専門業者)
同じ工事でもハウスメーカー経由は中間マージンで1.3〜1.5倍高くなる傾向があります。我が家もハウスメーカー見積もり500万円→専門業者365万円(外壁塗装+防水)と135万円も差が出ました。中古住宅リフォーム後悔5選|RC造コンクリート住宅10年後の失敗談 でも業者選びの重要性を解説しています。
「いくらぐらいかかる?」ケース別 防水工事費用シミュレーション
「うちの場合はいくらぐらいかかるの?」と気になる方のために、築年数・建物タイプ別の費用目安をシミュレーションしました。あくまで一般的な目安ですが、見積もりを取る前の参考にしてください。
| 築年数・建物タイプ | 主な工事内容 | 費用目安 |
|---|---|---|
| 築10〜15年・RC造2階建て | ベランダ防水のみ | 10〜25万円 |
| 築20年・RC造2階建て | 屋上+ベランダ防水 | 60〜120万円 |
| 築20〜30年・RC造3階建て | 屋上+ベランダ+シーリング | 100〜180万円 |
| 築30年超・RC造3階建て | 屋上全面改修+下地補修+足場 | 140〜220万円 |
| マンション専有部(戸別) | ベランダ防水のみ | 5〜15万円 |
築年数別の優先順位やリフォーム計画は 築30年超RC造リフォーム計画|優先順位の付け方と予算配分の実例 でも詳しく解説しています。実際の総額感を知りたい方は、我が家の 中古RC造コンクリート住宅フルリフォーム1365万円の全内訳【東京】 もご覧ください。
木造住宅の防水工事費用相場
RC造と並んで多い木造住宅の場合、防水工事の費用相場はRC造より低くなるのが一般的です。木造住宅では陸屋根(フラットな屋上)がないことが多いため、主にベランダ・バルコニーの防水が対象となります。木造2階建て・ベランダ1か所(約10〜15㎡)のFRP防水で10〜20万円程度、ウレタン防水で8〜18万円程度が目安です。
木造住宅で特に注意が必要なのは、外壁のコーキング(目地の充填材)です。サイディングの目地やサッシ周辺のコーキングは7〜10年程度で劣化し、そこから雨水が浸入すると柱や土台の腐食、シロアリ被害につながります。コーキングの打ち直しは外壁全体で15〜30万円程度が相場で、外壁塗装と同時に行うと足場代を節約できます。
防水工事の工法と費用の違い
防水工事には主に4つの工法があります。ウレタン防水は費用相場1㎡あたり3,000〜7,000円で、液体状のウレタンを塗って防水層を作る工法です。複雑な形状にも対応でき、ベランダや屋上に多く使われます。RC造住宅にも適しており、耐用年数は10〜15年が目安です。FRP防水は費用相場1㎡あたり4,000〜8,000円で、ガラス繊維強化プラスチックを使った工法です。硬くて強度が高いのが特徴で、ベランダに多く使われますが広い面積には不向きな場合があります。シート防水は費用相場1㎡あたり3,000〜8,000円で、塩ビやゴム製のシートを貼る工法です。広い屋上に向いており、RC造の陸屋根によく使われます。アスファルト防水は費用相場1㎡あたり5,000〜10,000円で、耐久性は最も高く、耐用年数は15〜25年です。大型ビルや広い屋上向きで、一般住宅ではあまり使われません。
RC造の防水工事が高くなる理由
我が家はRC造3階建てで、防水工事だけで140万円かかりました。木造住宅と比べると高額になりやすい理由がいくつかあります。まず下地処理に手間がかかります。コンクリートのひび割れ補修や下地処理が必須で、工程が増えます。次に足場代が高くなります。3階建ては高さがある分、足場の設置費用が上がります(我が家は46万円)。また面積が広くなりがちで、3階建ては屋上・ベランダ面積が大きくなりやすく材料費・人件費が増えます。さらに都内は人件費が高く、地方と比べて職人の人件費が高くなる傾向があります。
防水工事が必要なサイン|放置すると危険
以下のサインが出たら、早めに業者に相談することをおすすめします。放置すると雨漏りが進み、修繕費が大幅に増える可能性があります。ベランダや屋上に水たまりができやすい、防水層がひび割れている・めくれている、室内の天井や壁にシミが出ている、前回の防水工事から10年以上経っている、コンクリートのひび割れ(クラック)が目立つ——などのサインに注意しましょう。
我が家も築34年時(2016年12月)にリフォームを行い、屋上・ベランダの防水工事を実施しました。約9年経過した現在も問題なく過ごせています。特にRC造の場合、コンクリートの中性化(鉄筋が錆びる現象)が進むと構造体への影響が出るため、防水層の定期的なメンテナンスは建物を長持ちさせるための必須投資といえます。
費用を抑えるための3つのポイント
防水工事の費用を抑えるためのポイントは3つあります。第一は必ず相見積もりで失敗しない業者選びを取ることです。防水工事は業者によって価格差が大きいです。我が家の外装工事(外壁塗装+防水工事)でも、ハウスメーカーの見積もり500万円→専門会社365万円と135万円以上の差がありました。必ず複数社から見積もりを取ることが重要です。第二は外壁塗装と同時に行うことです。防水工事と外壁塗装を同時に行うと、足場代を1回分で済ませることができます。足場代は数十万円かかるため、まとめて行うことでコストを大幅に抑えられます。第三は補助金・助成金を活用することです。お住まいの自治体によっては、リフォームや防水工事に使える補助金・助成金制度があります。工事前に必ず確認しておきましょう。
防水工事に使える補助金・助成金
防水工事・外壁改修に関連して活用できる可能性がある主な補助金・助成金制度を紹介します。先進的窓リノベ事業は断熱性能の高い窓への改修に補助が出る制度で、断熱改修と同時に防水・外壁工事を行う場合に検討できます。給湯省エネ事業は給湯器の高効率化に補助が出る制度で、リフォームのついでに申請可能な場合があります。各自治体独自のリフォーム補助金は、自治体によって内容が大きく異なります。「住んでいる市区町村名+リフォーム補助金」で検索して確認してみてください。省エネ改修と組み合わせた場合は、住宅省エネキャンペーンなどの国の補助金との併用が可能な場合もあります。工事前に必ず業者や自治体窓口に確認することが重要です。
業者選びで失敗しないチェックポイント
防水工事は高額な工事のため、業者選びが非常に重要です。防水専門業者かどうかを確認しましょう。専門業者の方が技術力が高く、価格も適正なことが多いです。見積書の内訳が明確かどうかも重要です。「一式〇〇万円」だけの見積もりは要注意です。工事後の保証内容を確認し、保証期間と内容を書面でもらいましょう。RC造・3階建ての施工実績があるかも確認してください。RC造は特殊な工法が必要なため実績が大切です。資格(防水施工技能士など)の有無も確認ポイントです。
【失敗しないリフォームのために】
業者選びは「複数社の比較」が鉄則。我が家も2社だけで決めてしまい、『3社以上で比較すればよかった』と後悔した経験があります。一括見積もりサービスなら手間なく複数社を比較できるので、後悔しないためにも活用してみてください。
まとめ|防水工事は早めの相談・相見積もりが鉄則
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屋上は50万〜120万円、ベランダは10万〜30万円が目安です。RC造・3階建て・都内は費用が高くなりやすく、我が家の実績は屋上+ベランダで合計140万円でした。相見積もりで数十万円〜100万円以上の差が出ることがあり、前回工事から10年が目安でメンテナンスを検討することをおすすめします。防水工事は高額になりやすい工事です。劣化サインを見逃さず、早めに複数社へ相談することが費用を抑える一番の近道です。まずは無料で見積もりを取ってみましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 防水工事はどのくらいの頻度でやればいいですか?
A. 一般的に10〜15年に1回が目安です。ただし、劣化サイン(ひび割れ・水たまり・シミなど)が見られた場合は年数に関わらず早めに点検・補修を依頼することをおすすめします。新築から一度もメンテナンスしていない場合は、10年を目安に専門業者に点検を依頼しましょう。
Q. ウレタン防水とFRP防水はどちらがおすすめですか?
A. 使用する場所によって異なります。広い屋上や複雑な形状にはウレタン防水が向いており、小さなベランダや強度が必要な箇所にはFRP防水が適しています。業者に現地を見てもらい、建物の状態に合った工法を提案してもらうのが最善です。
Q. 防水工事と外壁塗装は同時にやるべきですか?
A. 時期が近いなら同時に行うことをおすすめします。足場代(数十万円)を1回で済ませることができ、トータルコストを大幅に節約できます。我が家も外壁塗装・屋上防水・ベランダ防水をまとめて行いました。
Q. 自分でDIYで防水工事はできますか?
A. 市販の防水塗料を使った簡易的な補修はDIYでも可能ですが、本格的な防水工事は専門業者への依頼を強くおすすめします。施工不良があると防水効果が得られないだけでなく、下地をさらに傷めてしまうリスクがあります。特にRC造の屋上防水や下地補修は、専門知識と技術が必要な作業です。
Q. 見積もりを取る際に注意することはありますか?
A. 最低3社以上から見積もりを取り、内訳(施工面積・使用材料・工法・下地処理・保証内容)が明記されているかを確認しましょう。「一式〇〇万円」と曖昧な見積もりを出す業者や、飛び込み営業で「今すぐ決めないと損」と急かす業者は避けることをおすすめします。
Q. 3階建てRC造の屋上防水はいくらかかりますか?
A. 屋上面積30〜50㎡の3階建てRC造で、防水工事のみで50〜100万円、足場代を含めると80〜130万円が目安です。外壁塗装と同時施工で足場代を共有すると、トータルコストを30〜60万円ほど抑えられます。
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Q. コンクリート住宅の防水工事の価格相場はいくらぐらいですか?
A. 部位ごとに、屋上50〜120万円・ベランダ10〜30万円・外壁シーリング15〜50万円・雨漏り補修5〜30万円が目安です。RC造3階建てを総合的にメンテナンスする場合は100〜200万円を見込んでおくと安心です。
Q. 防水工事の金額はどうやって決まりますか?
A. ①施工面積、②防水工法、③既存防水層の劣化度合い、④立地と足場の必要性、⑤業者の種別(ハウスメーカー/工務店/専門業者)の5要素で決まります。同じ工事でもハウスメーカー経由は中間マージンで1.3〜1.5倍高くなる傾向があるため、必ず3社以上の相見積もりをおすすめします。
Q. マンションでも防水工事は個別にできますか?
A. 屋上は共用部分のため個別工事はできず、管理組合の大規模修繕で対応します。専有部分のベランダ防水は個別に5〜15万円程度で施工可能ですが、事前に管理規約の確認と管理組合への届出が必要です。
📅 最終更新日:2026年5月8日|内容を最新の見積書ベースに更新し、施工年(2016年12月/築34年時)と現在(築44年・約9年経過)の表記を正確化しました。
※本記事は当家の実例に基づく情報提供であり、防水工事の費用・工法・耐用年数は地域・物件状況・施工業者で異なります。最終的な判断は専門業者にご確認ください。
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