水回りリフォームは8月値上げ前に動くべき?築44年RC住宅オーナーの判断基準

リフォーム全般

※本記事の価格改定情報は2026年7月31日時点の各社発表・報道に基づきます。最新の適用条件は必ずメーカー・施工店にご確認ください。

◉本記事は、アフィリエイト広告を含みます。

こんにちは、ととのうくらしです。

「LIXILが8月にまた値上げするらしい。今すぐ契約しないと損?」

そんな声が増えています。結論から言うと、慌てて1社に飛びつくのがいちばん損です。値上げ幅よりも、見積もりの取り方ひとつで動く金額のほうがずっと大きいからです。

この記事では、8月3日からのLIXIL価格改定の中身と、築44年のRC住宅を住み継いできた私自身の経験をもとにした「駆け込むべきか、見送るべきか」の判断基準をまとめます。

1. 2026年8月3日、LIXILの水回り商品がまた値上がりします

LIXILは2026年8月3日受注分から、メーカー希望小売価格を改定します。水回りの主なカテゴリはこちらです。なお、値上げ後を含めた水回りリフォームの費用相場については水回りリフォームの費用相場まとめで詳しく解説しています。

カテゴリ改定率(目安)
住宅用トイレ9〜16%程度
水栓金具1〜24%程度
浴室(システムバス等)0〜19%程度
キッチン3〜10%程度
洗面化粧台5〜25%程度

注意したいのは、今年すでに一度値上げされていること。2026年4月にも水栓金具で平均15%、キッチンで平均6%程度の改定があり、今回は今年2段階目です。

さらにLIXILだけの話ではありません。クリナップは10月から全商品を平均10%程度値上げすると発表しており、YKK APも10月に住宅向けサッシなどの値上げを予定。業界全体に波及しています。

2. なぜここまで上がるのか?——「待てば下がる」は期待できない理由

背景にあるのは、2026年春に起きた原材料(ナフサ)の供給問題です。浴室部材の接着剤やコーティング材の原料調達が滞り、一時はTOTO・LIXIL・パナソニックの大手3社が同時にシステムバスの受注を止めるという異例の事態になりました。

現在、供給自体は回復しています。TOTOは6月9日に全商品の受注を通常どおり再開しました。ただし、供給が戻っても価格は戻っていません。過去の資材高騰でも、一度上がった建材価格が元に戻った例はほとんどありません。

つまり「秋まで待てば安くなるかも」は、残念ながら期待しにくいのが実情です。

3. それでも「駆け込み契約」をおすすめしない理由

ここまで読むと「じゃあ8月3日までに契約しなきゃ!」と思うかもしれません。でも、ちょっと待ってください。

私は築44年になるRC造3階建ての家(親族の家を住み継いだものです)で、築34年のときに外装リフォーム(防水・外壁など)を経験しました。そのとき痛感したのは、同じ工事でも業者によって見積もり金額が大きく違うということです。

わが家の場合、複数社から相見積もりを取って比較した結果、最初の見積もりから約135万円安く工事できました。外装工事全体で約365万円の規模ですから、3割以上の差です。

一方、今回の値上げ幅はカテゴリにもよりますが、たとえば100万円のユニットバスなら数万〜十数万円程度の上昇です。

  • 値上げによる差額:数万〜十数万円
  • 相見積もりの有無による差額:数十万〜百万円超もありうる

どちらが家計へのインパクトが大きいかは明らかです。「値上げ前だから」と1社の見積もりだけで即決するのは、小さな損を避けて大きな損を取りにいく行動になりかねません。

4. 私が考える判断基準

今動いたほうがいい人

  • すでに水回りの故障・不具合があり、工事が「いつかやる」ではなく「近いうちに必要」な人
  • 相見積もりをすでに取り終えていて、比較検討が済んでいる人

この場合は、値上げ前の受注に間に合えば素直にお得です。見積もりの有効期限と「受注日ベースの価格適用かどうか」を業者に確認しましょう。

焦らなくていい人

  • 「値上げのニュースを見て急に気になった」段階の人
  • まだ1社からしか見積もりを取っていない人

値上げ後でも、相見積もりで比較するメリットのほうが大きいです。むしろ駆け込み需要で業者が混み合う時期は、価格交渉もしにくくなります。

共通してやっておきたいこと

工事時期がいつになるにせよ、今の相場を知るために複数社の見積もりを取っておくことは無駄になりません。価格が動いている時期こそ、比較の基準を自分の中に持っておくことが大事です。

5. 相見積もりの動き方

私が外装リフォームで実際にやったのは、シンプルに「複数社に同じ条件で見積もりを依頼して、内訳まで比較する」ことです。ポイントは3つ。

  1. 同じ工事内容・同じ条件で依頼する(条件が違うと比較できません)
  2. 総額だけでなく内訳を見る(何にいくらかかるのかが交渉の材料になります)
  3. 安さだけで選ばない(極端に安い見積もりは工事内容が削られていることも)

自分で1社ずつ探して依頼するのは手間がかかるので、一括見積もりサービスを入口にするのが現実的です。

わが家のように複数社を自分で探すのが大変な場合は、無料の一括見積もりサービスが入口として便利です。タウンライフリフォームは全国対応で、複数社のプランと見積もりをまとめて比較できます。

【無料】リフォームの見積り比較サイト【タウンライフリフォーム】

まとめ

  • LIXILは2026年8月3日受注分から水回り商品を値上げ(トイレ9〜16%、洗面5〜25%など)。今年2回目の改定で、他社にも波及中
  • 原材料問題が背景にあり、「待てば下がる」は期待しにくい
  • ただし、値上げ幅より相見積もりの有無のほうが金額インパクトは大きい(わが家は相見積もりで約135万円の差が出ました)
  • 工事が本当に必要な人は値上げ前に、迷っている人は焦らず比較から

値上げのニュースは不安になりますが、いちばんの防御策は「相場を知っておくこと」。まずは見積もり比較から始めてみてください。

タイトルとURLをコピーしました