畳をフローリングにリフォームする費用相場と後悔しない選び方|子育て世帯から高齢者まで対応できる床材選びのコツ【2026年版】

畳をフローリングにリフォームする費用相場と床材の選び方 住宅費・リフォーム

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「和室を洋室にしたいけど、費用がどのくらいかかるか見当もつかない…」
「子供が小さいうちに畳をフローリングに変えたい」
「親が高齢になってきて、布団からベッド生活に切り替えたい」

畳からフローリングへのリフォームは、子育て世帯だけでなく、高齢の親御さんがいる家庭でも今もっとも需要が高い内装リフォームのひとつです。

この記事では、畳からフローリングへの張り替え費用の相場を部屋の広さ別・工法別に解説するとともに、子育て世帯・高齢者それぞれの視点から「後悔しない床材選び」のポイントをお伝えします。

なぜ今、畳からフローリングへのリフォームが増えているのか

畳は日本の伝統的な床材であり、クッション性・断熱性・吸湿性に優れた素晴らしい素材です。しかし、現代の暮らしのスタイルや家族構成の変化に伴い、フローリングへの転換を希望する家庭が増えています。

▼ 子育て世帯からの需要

  • 畳はダニ・カビが発生しやすく、乳幼児のいる家庭では衛生面が心配
  • 子供のおもちゃや家具で畳に傷・へこみができやすい
  • 掃除機がかけにくく、食べこぼしの汚れが染み込みやすい
  • ベビーベッドや学習机などの家具が安定して置きにくい

▼ 高齢者・親世帯からの需要

  • 布団からベッドへの移行がしやすくなる(畳の上にベッドを置くと沈み込み・不安定さが出やすい)
  • フローリングはベッドの脚が安定し、立ち上がり動作がしやすい
  • 車いすや歩行器が畳では動かしにくいが、フローリングならスムーズ
  • 病院・介護施設の床環境に近いため、入退院後の生活にも違和感がない
  • 介護保険の住宅改修と組み合わせることで費用が一部補助されるケースもある

特に高齢者がベッド生活に移行する際、畳の上にベッドを置くのは実は不安定で危険なことがあります。フローリングに変えることで、ベッドの脚が安定し、立ち上がり・移乗の動作が格段に楽になります。これは病院や介護施設でフローリング(または硬い床)が採用されているのと同じ理由です。

畳からフローリングへのリフォーム費用相場【2026年版】

畳をフローリングに変える工事には、大きく「重ね張り」と「張り替え(撤去+新設)」の2種類があります。

▼ 工法別の特徴と費用目安

工法特徴費用目安(6畳)
重ね張り(上張り)畳の上にそのまま薄いフローリング材を張る。工期が短く費用が安め。ただし床が3〜5cm高くなる4〜8万円
張り替え(撤去+新設)畳を撤去し、下地を整えた上でフローリングを張る。床の高さが変わらず仕上がりが綺麗8〜15万円

▼ 部屋の広さ別・費用相場(張り替え工法の場合)

部屋の広さ床材:複合フローリング床材:無垢フローリング備考
4.5畳6〜10万円10〜20万円小さな和室1室
6畳8〜15万円15〜28万円寝室・子供部屋など
8畳10〜18万円18〜35万円リビング兼和室など
12畳以上15〜28万円25〜50万円以上大型リビング・LDKなど

💡 ポイント:上記は床材の張り替え費用のみの目安です。畳の撤去・処分費(1畳あたり1,000〜3,000円程度)、下地補修費(状態によって別途加算)が発生する場合があります。複数社に相見積もりを取ることで、適正価格を把握しましょう。

和室リフォームをまるごとやる場合の費用(床+壁+建具)

畳をフローリングに変えるだけでなく、壁のクロス・ふすま・障子などの建具も合わせてリフォームすると、和室が完全な洋室に生まれ変わります。

工事内容費用目安(6畳の場合)
畳→フローリング張り替え8〜15万円
壁クロス張り替え(天井含む)5〜8万円
ふすま→洋風ドアへの交換10〜20万円
障子→洋風窓枠・カーテンへ変更3〜8万円
合計(目安)26〜51万円程度

⚠️ 注意:ふすまを洋風ドアに変える「間仕切り変更」は、建具工事・大工工事が絡むため費用が高くなりやすい工事です。「まず床と壁だけリフォームして、建具は後回し」という段階的なアプローチも現実的な選択肢のひとつです。

【用途別】後悔しないフローリング選びのポイント

▼ 子育て世帯向け:傷・汚れへの強さを最優先に

子供がいる家庭では、見た目よりも耐久性・メンテナンスのしやすさが最優先です。

  • 複合フローリング(表面UV塗装・セミグロス):傷がつきにくく、汚れが拭き取りやすい。コスパと耐久性のバランスが◎
  • 色はミドルトーン(ナチュラル系・グレージュ系):白すぎると汚れ・砂が目立ち、濃すぎるとホコリが目立つ。中間色が一番ストレスが少ない
  • ペット・キッズ対応グレードを選ぶ:カタログに「傷に強い」「汚れに強い」と明記されているものは、同価格帯でも耐久性に差がある

▼ 高齢者・シニア向け:安全性・歩きやすさを優先に

高齢者の場合、見た目よりも転倒防止・安全性・介護のしやすさが最重要です。

  • 滑りにくいフローリング(ノンスリップ加工・マット仕上げ):光沢が強いフローリングは見た目はきれいだが滑りやすい。高齢者の部屋にはマット系や滑り止め加工品を選ぶ
  • クッション性のある床材(防音フローリング・コルク等):万が一転倒したときの衝撃を和らげる効果がある
  • 継ぎ目が少ない施工:床の段差や継ぎ目はつまずきの原因になるため、できるだけフラットな施工が理想
  • 車いす・歩行器対応の硬め床材:柔らかすぎる床材(コルク・クッションフロア等)は車いすのタイヤ跡がつきやすく、歩行器が沈み込みやすい。ある程度硬さのある複合フローリングが適している

▼ ベッド生活への移行を見越した床材選びのポイント

畳の上にベッドを置くと、脚が沈み込んで不安定になり、毎日の立ち上がり・座る動作が意外と大変になります。特に筋力が落ちてくる高齢期には、この「毎日のちょっとしたストレス」が積み重なります。

フローリングにすることで、ベッドフレームが安定し、立ち上がりやすくなります。これは病院・介護施設がほぼ例外なく硬い床を採用している理由とまったく同じです。「将来的に介護が必要になったときのことも考えて今から床を変えておく」という視点は、先を見据えた住宅費の使い方としても非常に合理的です。

介護保険の住宅改修との組み合わせで費用を抑える方法

要介護・要支援の認定を受けている方は、介護保険の住宅改修制度を使って一部費用の補助を受けられる場合があります。

  • 補助上限:20万円(1割〜3割自己負担)
  • 対象工事例:段差の解消、滑りの防止(床材変更を含む)、手すりの設置など
  • 畳からフローリングへの変更は「滑りの防止および移動の円滑化等のための床材変更」として対象になるケースがある
  • 申請は工事前にケアマネジャーや市区町村窓口に相談が必要

⚠️ 注意:介護保険の住宅改修は、必ず工事前に申請・承認が必要です。先に工事を終えてしまうと補助を受けられなくなります。高齢の親御さんのリフォームを検討している場合は、まずケアマネジャーや地域包括支援センターに相談しましょう。

畳→フローリングリフォームの費用を抑える3つのコツ

① 床・壁・建具をまとめて発注する

職人の移動費・養生費などの固定費は1回の工事でまとめて発生します。「床だけ」「後から壁も」と分けて依頼するより、まとめて発注することで15〜20%程度のコスト削減になるケースが多いです。和室を完全に洋室化するなら、まとめてリフォームがおすすめです。

② 相見積もりは最低3社から取る

同じ工事内容でも、業者によって見積もり額に30〜50%の差が出ることがあります。タウンライフリフォームやホームプロなどの一括見積もりサービスを使えば、手間なく複数社から同時に見積もりを取ることができ、比較検討がしやすくなります。

③ 補助金・介護保険を事前に確認する

高齢者の床リフォームは介護保険の住宅改修が使えることがあります(上述)。また各自治体の独自のリフォーム補助金・バリアフリー改修助成も活用できる場合があるため、「(お住まいの市区町村)+リフォーム補助金」で必ず事前に検索しておきましょう。

◉リフォームは大きな契約額になります。比較しないと、我が家の場合の”相場”がわかりません。必ず『複数社からの相見積もり』を取ることをお勧めします。我が家は、比較しただけで【135万円】減らすことができました。無料の一括見積もりは、こちらから確認して下さい⬇️

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よくある質問

畳の上に直接フローリングを張ることはできますか?

「重ね張り」という工法で可能です。費用を抑えられ工期も短いのがメリットですが、床が3〜5cm高くなる点に注意が必要です。ドアの開閉に支障が出る場合や、高齢者の場合は段差が増えてつまずきリスクになることもあるため、事前に業者と相談しましょう。

高齢者の部屋には無垢フローリングと複合フローリングどちらがいいですか?

高齢者の部屋には複合フローリング(表面マット〜セミグロス仕上げ)をおすすめします。無垢フローリングは自然の温もりがありますが、水・飲み物をこぼすとシミになりやすく、介護中の汚れ処理が大変になることがあります。また硬い素材のほうがベッドの脚が安定し、車いす・歩行器での移動もしやすいです。

和室をフローリングにしたら冬が寒くなりませんか?

畳は断熱・保温性が高いため、フローリングにすると冬場に「足元が冷たい」と感じることがあります。対策として、床暖房対応フローリングの採用、断熱材の施工(床下への断熱材追加)、コルク素材や防音フローリングなどのクッション性がある素材の選択が有効です。高齢者の部屋では特に「冷え対策」を設計段階で組み込むことをおすすめします。

まとめ|畳からフローリングへのリフォームは「今の暮らし」と「将来の暮らし」を一緒に考えて

畳からフローリングへのリフォームは、子育て世帯にとっては「衛生・掃除・耐久性」の面で、高齢者・親世帯にとっては「安全・ベッド生活への移行・介護のしやすさ」の面で、それぞれ大きなメリットがあります。

特に「今は子育て中だけど、将来は親と同居するかもしれない」「いずれ高齢になったときにも暮らしやすい家にしたい」という視点で床材を選ぶことが、長く後悔しないリフォームへの近道です。

  • ✅ 子育て世帯には:耐傷・汚れに強い複合フローリング(セミグロス・ミドルトーン)
  • ✅ 高齢者・介護対応には:滑りにくい・クッション性ある床材+介護保険の住宅改修を活用
  • ✅ まとめ発注と相見積もりで費用を抑える
  • ✅ 補助金・介護保険は工事前に必ず確認する

リフォームを検討している方は、まず一括見積もりサービスで複数社の提案を比較しながら、あなたの家族の今と将来に合った床材選びを進めてみてください。

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