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「リフォームして10年経つと、実際どこが傷んで、追加でいくらかかるの?」——築34年でリフォームした、RC造3階建て・築44年の我が家のリアルな10年後を、すべて正直にお見せします。結論から言うと、突発的な故障の修理にかかったのは11万円。さらに排水管の高圧洗浄に7万円かかりました。なぜその金額で済んだのか、逆にどこを後悔しているのか、そして一般的に10年で起きやすい劣化と費用目安まで、まとめて解説します。新築では見えてこない「経年後のリアル」を知りたい方の参考になれば幸いです。
リフォーム後10年でどう変わったのか
我が家の詳細
我が家は
- リフォーム時点で、築34年
- 現在、築44年
- RC(鉄筋コンクリート)
- 戸建て
- 都内
- 3階建て戸建て
- 雨漏りあり
- 今回は内部工事は「3階のみリフォーム」
- 外壁工事と内装工事で総額1365万円
リフォームすることが、前提になる住居でした。

結論:やってよかった。でも費用を抑えすぎたことが後悔。
- 建物の寿命を延ばした
- 雨漏りを改善できた(防水工事)
- 設備を一新できた
- 日当たりの改善
- 導線の良さ
- 自分達の好みに変えられた
リフォームをしたことに満足しています。我が家は「リフォームをしないと住めない住居」でした。築年数が古く雨漏りもしていたため、総額1,365万円という費用をかけましたが、外装工事(外壁塗装・防水工事)と内装工事(間取り変更・設備一新)によって「スケルトン」状態からの間取り変更を実現。自分達の希望にあった満足度の高い生活を送っています。

費用を抑えた理由
- 住宅ローンを抑えるため(500万円のローン)
- 一馬力家庭で、毎月の固定費を抑えたかった
- 身の丈にあった生活をするため
- 新築レベルを望むと高額になるため、希望を高くしないようにした
元々築年数のだいぶ古い住居だったため、見た目を新築同様まで直すには高額な費用が発生して家計への負担が大きくなります。そのため、できるだけ費用を抑えて「必要最低限」の修繕にしたいと考えました。
10年経過してどうなったか
- 外壁塗装・防水工事の箇所は、剥がれも雨漏りもなし
- 内装工事箇所は、破れや破損なし
- 電気関係設備の故障なし
- サッシやドアの破損や故障なし
外のエアコンに排水管のネジが破損
台風の強風により、エアコンの排水管の留め具のネジが外れて管が浮いてしまいました。施工したハウスメーカーに連絡して業者を手配してもらい、長いネジに変えることでその後は問題なく過ごせています。
火災保険の「風災被害」の対象になりましたが、給付が受けられる基準金額に満たない工事だったため
費用は全額自己負担になりました。
コンセントのプラスチック部分の破損
幼い子供が二人いるせいか、遊んでいる時に乗り物や足をぶつけて何度も破損しています。近所の電気屋さんに工事に来ていただきました。3回以上交換しています。
前回リフォームしなかった部分
10年経過して思うことは、前回費用を抑えるためにリフォームしなかった部分が気になるようになったことです。他者の目に触れにくい部分は費用を抑えるために工事をしなかった箇所があり、次回の修繕の際にはリフォームを行う予定です。
劣化したところ
リフォーム後10年が経ち、気になる劣化箇所は以下の通りです。
- クロス
- フローリング
- 床
- 外壁の汚れ
- エアコンの排水管のネジが台風の強風で外れた
主に経年劣化によるもので、特に大きく破損したものはありませんでした。
実際にかかった追加費用
リフォーム後10年で実際にかかった費用を整理すると、次のとおりです。まず、突発的な故障の修理として、排水管のネジ修理に8万円、コンセントの修理に3万円ほど(3回分)の合計11万円。さらに、予防メンテナンスとして排水管の高圧洗浄(1・2・3階分)に7万円。つまり10年間の追加費用は合計18万円でした。給湯器などの設備の大きな故障や買い替えがなかったため、費用を押さえてリフォームした我が家でも、10年ではこの程度の出費に収まりました。
エアコンの排水管のネジの破損
エアコンの排水管のネジが台風の強風で外れたため、施工をお願いした大手ハウスメーカー経由で修理をお願いしました。ご加入の火災保険によっては風災補償が使えるケースもあるため、お困りの場合はご加入の保険会社にご確認ください。
排水管の詰まりで高圧洗浄(1~3階)に7万円
リフォームから時間が経つと、排水管の内部には汚れや油分が少しずつ蓄積します。我が家でも排水の流れが悪くなり詰まりが発生したため、1階・2階・3階すべての排水管の高圧洗浄を行いました。費用は3フロア分で7万円。これは故障というより、築年数の経った住宅では定期的に必要になる予防メンテナンスです。詰まってから慌てて対応するより、数年に一度の定期清掃として計画に入れておくと、突発的なトラブルや高額な修理を防げます。
リフォームをして良かったこと
自分達らしい家が作れた
- 自分達の好みとライフスタイルにあう家に変えられた
- 一から話し合い作り上げたことで、愛着が湧いた
- 間取りを変え日当たりの良い部屋を滞在時間の長いリビングに変えられた
- 子ども達の赤ちゃん時期に、戸建てで音を気にしすぎず広い部屋で安心して過ごせた
壁紙から内装まで細部にわたって自分達の好みで選択して作り上げたお家になり、愛着が湧きました。元々義家族が住んでいた時期も見ていましたが、間取りを変えたこともあり、同じ面積なのに広く明るくなりました。小さな子ども達と過ごすのに見渡しやすく見守りやすい空間になり、愛着のある家族の居場所になっています。
リフォームして後悔しない人・後悔する人の違い
後悔しない人
- 築年数を理解している
- メンテナンス前提で考えている
- 新築レベルを求めていない
- 自身でもDIYが好き
新築を購入するより費用を抑えることができますが、新築より修繕を継続して行う必要があります。手間に感じずにメンテナンスしていける方に向いています。
後悔する人
- 「安く済む」とだけ思っている
- メンテナンス費用を考えていない
- 新築のような快適さを求めている
- 修繕し続けていくことを手間に感じる
費用は抑えたいが手間はかけたくない方、お手入れし続けることが重荷に感じる方には、中古リフォーム住宅はおすすめしません。事前に外壁塗装でよくある失敗ポイントなども確認して、リフォームの全体像を把握しておくことをお勧めします。
失敗しないためのポイント
- 足場をかける工事は同時にまとめて行う
- 大手ハウスメーカーは安心感はあるが割高になることを理解する
- 専門会社や工務店など、ハウスメーカー以外の選択肢を広げる
- 数社に見積もりをとる
- 全ての窓を変えると高額になるため、「二重窓」の選択肢も持つ
- リフォームの助成金があるケースもあるため、調べる
- 保証期間がある工事か確認する
我が家は上記を全て活用しました。内装工事は大手ハウスメーカー、外装工事は外装工事専門会社にお願いし、相見積もりをすることで135万円を節約することができました。複数社への見積もりを強くお勧めします。
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まとめ
築年数の古い住宅に住むことになり、今後のリフォームは必須の生活になりました。継続したメンテナンスが必要にはなりますが、新築や賃貸に住むよりも住宅費を大幅に抑える選択ができました。生活費に余裕ができることで、子ども達の教育費や老後資産を貯めることができており、今後の生活への安心感が増しています。
新築にこだわらない方、子ども達を広いお家で過ごさせてあげたい方、住宅費を抑えたい方には中古住宅という選択肢を強くお勧めします。
リフォーム後10年で起きやすい劣化事例【一般的なケース】
我が家の体験談だけでなく、RC造・木造を問わずリフォーム後10年前後に多くの住宅で報告される劣化・不具合の事例をまとめました。「うちだけじゃないか」と感じている方の参考になれば幸いです。
外装まわりの劣化事例
- 外壁のチョーキング(白い粉が手に付く):塗装の防水機能が低下しているサイン。放置すると雨水が浸透しやすくなる。
- コーキング(シーリング)のひび割れ・剥離:窓サッシ周りや外壁の継ぎ目から劣化。雨漏りの原因になりやすい。
- 屋上・ベランダ防水層の膨れ・ひび割れ:RC造に特に多い。10年が防水メンテナンスの目安とされる。
- 鉄部(手すり・排水管まわり)のサビ:塗装が剥がれた部分から錆が進行。放置すると腐食が広がる。
内装まわりの劣化事例
- クロス(壁紙)の剥がれ・黄ばみ:特に日当たりの良い部屋や結露が多い場所で起きやすい。
- フローリングのきしみ・膨らみ:湿気や子どもが走る衝撃で接着が剥がれ、踏むとギシギシ鳴るようになる。
- 水回り設備(給湯器・洗面台)の寿命到来:給湯器の平均寿命は10〜15年。交換が必要になるケースが増える時期。
- 換気扇・浴室乾燥機のモーター劣化:使用頻度が高い設備ほど10年前後に故障が増える。
劣化別の解決策と費用目安
劣化を発見した時に「どう対処すべきか」「費用はどれくらいかかるか」が分からないと、業者に言われるがままになってしまいます。よくある劣化別の対処法と費用目安を整理しました。
外壁・防水まわり
- 外壁塗装:80〜150万円前後(RC造3階建て・足場込み)。チョーキングやひび割れが出たら早めの対応が◎
- 屋上防水(ウレタン塗膜防水):20〜50万円前後。防水層の膨れや水たまりが見られたら要確認。
- コーキング打ち替え:5〜20万円前後。外壁塗装と同時に行うとコストを抑えられる。
- 雨漏り修理:5〜30万円前後(原因・範囲による)。放置すると構造体へのダメージが拡大するため早急対応が必要。
内装・設備まわり
- クロス張り替え:1部屋あたり5〜15万円前後。範囲によっては自分でDIYも可能。
- フローリング張り替え:1部屋あたり15〜30万円前後。重ね張り(上貼り)なら費用を抑えられる。
- 給湯器交換:20〜40万円前後(機種・工事内容による)。故障してからでは急ぎの工事になり割高になりやすい。
- 浴室リフォーム:60〜120万円前後。ユニットバスごと交換するとカビ・腐食のリスクをリセットできる。
お得にメンテナンスするための3つのポイント
10年目のメンテナンスは費用がかさみやすい時期です。少しの工夫で数十万円の差が出ることもあります。
① 足場が必要な工事はまとめて行う
外壁塗装・屋上防水・コーキング打ち替えなど、足場が必要な工事は同時に発注するのが鉄則です。足場代は1回あたり15〜30万円前後かかるため、バラバラに発注すると毎回足場代が発生してしまいます。我が家も外壁塗装と防水工事を同時施工したことで大幅なコスト削減ができました。
② 自治体の助成金・補助金を活用する
外壁塗装・窓の断熱改修・省エネ設備の導入などには、自治体の助成金や国の補助金制度が使えるケースがあります。申請には条件があり、工事着工前の申請が必要なことがほとんどです。見積もり取得と同時に助成金の有無を調べることをお勧めします。
③ 必ず複数社に相見積もりを取る
リフォーム費用は業者によって大きく異なります。我が家では相見積もりを取ることで135万円の節約に成功しました。1社だけの見積もりで決めるのは危険で、相見積もりの取り方と注意点を事前に知っておくと交渉もスムーズです。最低でも3社以上に見積もりを依頼することをお勧めします。
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関連記事まとめ
修繕費と積立の内訳と詳細
総リフォーム費用の金額と詳細
よくある質問
リフォーム後10年でどんな劣化が起きますか?
外壁のチョーキングや色あせ、防水層のひび割れ、コーキングの劣化、設備の経年劣化などが発生しやすくなります。10年は次のメンテナンスを検討する目安の時期です。
リフォーム後の後悔を防ぐにはどうすればいいですか?
事前に複数の業者から見積もりを取ること、ショールームで実物を確認すること、将来のメンテナンス費用も含めて計画することが後悔を防ぐポイントです。
築40年以上の住宅のリフォーム費用はどれくらい?
部分リフォームで300万〜800万円、フルリフォームで1000万〜2000万円が目安です。配管や電気設備の全面更新が必要になるケースも多く、築年数が古いほど費用が上がる傾向があります。



