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外壁塗装や防水工事を検討すると、必ず出てくるのが「足場代」です。我が家はRC造3階建て(鉄筋コンクリート)で、足場代は「46万円」でした。最初は「そんなにかかるの?」と驚きましたが、相場と比較すると妥当な金額でした。この記事では、足場代の相場と我が家が実際に経験したことを詳しく解説します。
足場代の相場はいくら?
1.階数と面積で変わります
- 2階建て 15〜25万円
- 3階建て 30〜50万円
- 平米単価 700〜1,200円/㎡
- 足場代は「足場面積(外周×高さ)」で計算
- 1㎡あたり700〜1,200円が相場
なぜ階数と面積で足場代が変わる?
足場代は次の計算式で決まります。
足場面積(㎡)=(建物の外周+8m)× 高さ × 単価(700〜1,200円/㎡)
つまり、建物が大きく・高くなるほど足場面積が増え、費用も上がります。
坪数別の目安(2階建て)
- 20〜25坪:12〜18万円
- 30坪:15〜22万円
- 40坪:20〜28万円
- 50坪以上:25〜35万円
よくある疑問
- Q. 狭小住宅でも足場代は安くなる?
A. 一定の最低料金(10〜15万円程度)は発生します。隣家との距離が近いと割増になることも。 - Q. 総二階と総三階で違いは?
A. 総三階の方が高さが増す分、1.5〜2倍程度の費用差が出ます。
👉 より詳しい木造2階建ての費用相場はこちらの記事で解説しています。
2.高さが上がると費用も増加
建物の高さが上がると安全対策費が増え、施工面積の増加により費用も上がります。一般的な2階建てより3階建ての方が高額になるのはそのためです。
高さが上がると具体的に何が増える?
- 足場部材の量:高くなるほど縦のパイプ・板が増える
- 組立・解体の日数:3階建ては2階建ての約1.5倍の日数
- 安全対策費:高所作業用の落下防止ネット・命綱が必須
- 養生範囲:飛散防止のメッシュシートが広範囲に必要
階数別の費用差イメージ
- 2階建て → 3階建て:+10〜20万円
- 3階建て → 4階建て:+15〜25万円
よくある疑問
- Q. 屋上やルーフバルコニーがあるとどうなる?
A. 屋上の手すり・防水まで足場が必要になり、+5〜10万円程度上乗せされます。 - Q. 一部だけ3階建ての家は?
A. 3階部分のみの足場で対応可能ですが、組立が複雑になり割高になることがあります。
3.構造別(木造・鉄骨造・RC造)の足場代比較
足場代は建物の構造によっても変わります。同じ階数でも、外周や軒の出、外壁面積が異なるため、構造によって金額に差が出ます。
| 構造 | 2階建て | 3階建て | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 木造 | 15〜20万円 | 25〜40万円 | 軽量で外周がコンパクト。足場代は最も安い傾向 |
| 鉄骨造(S造) | 18〜25万円 | 30〜45万円 | 木造よりやや大きめ。中規模住宅・店舗併用に多い |
| RC造(鉄筋コンクリート) | 20〜30万円 | 40〜60万円 | 外壁面積が広く建物高さも出やすいため最も高額 |
ポイント
- 木造2階建てなら15〜20万円程度で収まることが多い
- RC造3階建ては40〜60万円が目安(我が家の46万円もこの範囲内)
- 同じ3階建てでも、木造とRC造では15〜20万円ほど差が出る
👉 RC住宅の外壁塗装費用全体の内訳はRC住宅で365万円かかった内訳で詳しく公開しています。
我が家の足場代は…
1.我が家の詳細
- RC造3階建て(鉄筋コンクリート)
- 外壁面積 317㎡
- 網シート養生込み
- 全面足場
2.ハウスメーカーの見積もり
実は最初に提示されたハウスメーカーの見積もりでは、足場代は「約100万円」でした。正直、驚きました。
3.ハウスメーカーの見積もりが高い理由
理由を確認したところ、作業中に道路を案内する警備員さんの費用なども含まれていました。管理コストが上乗せされているため、ハウスメーカーの見積もりは高額になりやすい傾向があります。
ハウスメーカーと外壁塗装専門業者の比較
| 項目 | ハウスメーカー | 外壁塗装専門業者 |
|---|---|---|
| 価格 | 高め(管理費・中間マージンが上乗せ) | 安め(自社施工で中間コストなし) |
| 施工 | 下請け業者に依頼することが多い | 自社の職人が直接施工 |
| 提案力 | パッケージ型で選択肢が限られる | 塗料・工法の選択肢が豊富 |
| 保証 | 長期保証あり(10年など) | 業者により差あり(5〜10年) |
| 安心感 | ブランド力・窓口一本化で安心 | 業者選びに目利きが必要 |
| アフター | 定期点検が組み込まれている | 業者により対応が異なる |
👉 塗料グレードで仕上がりや耐用年数が大きく変わります。詳しくは外壁塗装の塗料の種類と選び方を徹底比較|シリコン・フッ素・無機・ウレタンをご覧ください。
ハウスメーカーの見積もりが高くなる主な理由
- 中間マージン(管理費)が上乗せされる — 実際の施工は下請けの塗装会社が行うため、ハウスメーカーが管理費として20〜30%程度を上乗せする
- 警備員・近隣対応などの付帯費用が含まれる — 我が家のケースでも、道路案内の警備員費用などが追加されていた
- 使用塗料・仕様がグレード固定 — 標準仕様が高グレードに設定されており、選択の余地が少ない
- 保証・アフター費用が価格に含まれる — 長期保証や定期点検の費用が上乗せされている
- 営業・広告コストが価格に反映される — 大手は広告宣伝費や営業人件費が大きい
それでもハウスメーカーを選ぶメリットはある
価格は高めですが、建てた住宅の構造を熟知している、保証を一括で管理できるという安心感はあります。一方、コストを抑えたい方や、塗料・工法を自分で選びたい方は、外壁塗装専門業者への相見積もりをおすすめします。
👉 業者選びで失敗したくない方は外壁塗装業者の選び方|悪徳業者を見抜く5つのチェックポイントもあわせてご覧ください。
4.専門業者の見積もり
その後、相見積もりを取り、同じ施工条件で専門業者に依頼したところ「46万円」になりました。実際に我が家では100万円→46万円と、大きな差がありました。
なぜ専門業者は安いのか
- 自社施工:下請けに出さないため中間マージンが発生しない
- 広告・営業コストが少ない:地域密着型で口コミ中心の集客
- 管理費が薄い:少人数経営で固定費が低い
よくある疑問
- Q. 安すぎる業者は大丈夫?
A. 相場の半額以下は要注意。手抜き工事・追加請求のリスクがあります。内訳が明確かどうかを必ず確認しましょう。 - Q. 専門業者はどう探す?
A. 一括見積もりサイト・地域の口コミ・施工事例の写真公開がある会社が安心です。 - Q. 地元業者と全国チェーン、どちらが良い?
A. 地元業者は対応が早く融通が利きやすい。全国チェーンは保証制度が手厚い傾向があります。
5.相見積もりの結果、54万円減
相見積もりをしたことで、同じ条件で54万円下げることができました。管理費用の差だとしても、我が家にとっては納得できる範囲でした。
内訳でどこが下がったのか
| 項目 | ハウスメーカー | 専門業者 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 足場代 | 約100万円 | 46万円 | -54万円 |
| 主な要因 | 警備員費・管理費・下請けマージン | 自社施工・必要最低限 | — |
よくある疑問
- Q. なぜ同じ条件でこんなに差が出る?
A. ハウスメーカーは複数の中間業者を経由するため、1つの工事で20〜30%の管理費が上乗せされます。 - Q. 相見積もりにどれくらい時間がかかった?
A. 見積もり依頼から比較検討まで約2〜3週間。3社それぞれが現地調査に1時間ほどでした。 - Q. 浮いた54万円は何に使った?
A. 防水工事や内装の補修費に充当できました。同時施工で足場代を1回分にまとめると、さらに節約効果が高まります。
6,外装工事の相見積もり経験談

7.相見積もりの取り方のコツ
我が家のように100万円→46万円と大きく差が出るのは、相見積もりの取り方次第です。失敗しないためのコツを、実際に経験して感じたポイントとしてまとめました。
👉 相見積もりの具体的な進め方は外壁塗装は何社に見積もりを取るべき?費用を抑えるための相見積もり術で詳しく解説しています。
| コツ | 内容 |
|---|---|
| ①最低3社から取る | 1社では相場がわからない。3社あれば価格・提案・対応を比較できる |
| ②同じ条件で依頼する | 塗料グレード・施工範囲・足場仕様を揃えないと正確に比較できない |
| ③ハウスメーカーと専門業者を混ぜる | 価格差・提案の違いがはっきり見える |
| ④総額ではなく内訳で比較する | 足場代・塗料代・人件費など項目ごとに確認する |
| ⑤即決を迫る業者は避ける | 「今日契約すれば値引き」は要注意。信頼できる業者は急かさない |
| ⑥保証内容も比較する | 保証年数・対象範囲・アフター点検の有無をチェック |
相見積もりで気をつけたいポイント
- 一番安い業者がベストとは限らない(手抜き工事のリスク)
- 一番高い業者を基準にすると相場感がズレる
- 中間価格で、内訳が明確で、対応が丁寧な業者を選ぶのがコツ
断り方も大切
相見積もりを取ると、選ばなかった業者には断りの連絡が必要です。「他社にお願いすることになりました。お見積もりありがとうございました」とシンプルに伝えればOK。理由を細かく説明する必要はありません。
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よくある質問(FAQ)
ハウスメーカーの見積もりは100万円でしたが、専門会社で大幅に抑えられました。
Q. 足場代を節約する方法はありますか?
A. 外壁塗装と屋根塗装・防水工事を同時に行うと足場代を1回分で済ませることができます。別々に行うと2回分の足場代がかかるため、まとめて行うことで数十万円の節約になります。
Q. 足場なしで外壁塗装はできますか?
A. 2階建て以上の建物では安全上の問題から足場が必要です。足場なしの施工は職人の安全が確保できず、施工品質も下がります。「足場なしで安く」という提案をする業者には注意が必要です。
Q. 足場代が見積もりに含まれているか確認すべきですか?
A. はい、必ず確認しましょう。「外壁塗装〇〇万円」の見積もりに足場代が含まれているかどうかで総額が大きく変わります。見積書に足場代が別途記載されていない場合は、必ず業者に確認してください。
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